迷い道

早目にホテルを出発したものの、持参してきたはずの地図が見当たらない。
当てずっぽうで恵比寿駅から歩き始めたものの、一向に目的地は見当たらず。
交番で道を尋ね、ようやく会場の「ラ・クロシェット」に辿り着く。
徒歩15分で着くところに、1時間以上掛かってしまっていた。
何とか遅刻は免れる。

  • 入場

身分証明を済ませ、入り口で販売していた「Folk Songs 4」を購入。
やぐっつぁんと圭ちゃんの直筆サインが特典で付いてくる。
サインにはやぐっつぁんの字で「2期メン」と書き添えてある。

  • ディナータイム

座席に案内してもらうと、そこは Cテーブルのステージ向かって最前列となる席。
少し驚きつつ、心の中でガッツポーズ。

ディナーのメニューは以下の通り。

    • ブランダードと木ノ子のマリネ
    • ポークのコンフィとトリッパのトマト煮
    • パルフェ・オ・ショコラ/コーヒー

普通に美味しい。

  • ライブ

一通り食事が終わると、ステージ周りが慌しくなる。
開演時間直前、衝立の向こう側から何やらヒソヒソ声の会話が聞こえる。
「よろしくお願いしまーす」とか「シーッ!」とか…。
声の主は言うまでもなく、演者であるやぐっつぁんや圭ちゃん、
バンドメンバーさん達。
彼女達ととても近い空間の中に一緒にいることを実感。


バンドメンバーさんが持ち場に着いた後、「たんぽぽ」のイントロに合わせ
やぐっつぁん登場。元気そうで何より。
右の二の腕に虫刺されらしき跡が見える。何か笑える。
やぐっつぁん曰く「今回のお客さんはテンション高いですね」と。
褒め言葉だと解釈しておくことにする。


「誕生日の朝」「恋をしちゃいました!」「聖なる鐘がひびく夜」等の
タンポポナンバーを歌った後、相棒の圭ちゃんを呼び込む。
圭ちゃんとの MC は相変わらずの仲良しネタ中心。裕ちゃんをオチに
持って来るのも相変わらず。


圭ちゃんのソロは「Memory 青春の光」「さみしい日」の2曲。
「さみしい日」はステージを降りて、各テーブルを回りながら歌う。
この時、圭ちゃんのドレスの背中が大きく開いていることに初めて気付く。
エロい。


再びやぐっつぁんと圭ちゃんのMCタイム。
「2人と裕ちゃんの3人で色んなところに行く」という話に始まる、
以下のやり取り。

「カラオケにも3人で行く」
「カラオケではハロプロの曲ばっかり歌っている」
「最近はPVが流れるカラオケがある」
「家に帰ればあるのにね」
「あんた自分のDVD見てないでしょ」
「見てるよー!圭ちゃんの卒業の時のとか」
「本当に?」
「あれの舞台裏とか、私の顔ヤバかったよね」


ここでおいらが「あぁ」と相槌を打つと、やぐっつぁんが一言。


『あぁ』って!!


指差されながら抗議されてしまう。
とりあえず、自分の口を押さえた後
「ごめんなさい」のゼスチャーで謝っておく。
相槌の打ち方にも注意しないといけないなと思いつつ、
少し「美味しい」とも思っている。


なお、圭ちゃんの松浦亜弥の呼び方は「まっつん」派の模様。
やぐっつぁんは「まっつー」派。



「好きで×5」「サマーナイトタウン」と2人でのデュオを堪能。
「好きで×5」はメロディ部とハーモニー部を1番と2番で交代する。
1番は圭ちゃんメロディでやぐっつぁんハーモニー、
2番はやぐっつぁんメロディで圭ちゃんハーモニー。
普通に両方をこなせる二人に改めて感動。


再びやぐっつぁんソロタイム。
夢で逢えたら」で各テーブルを回りながら歌う。
おいらの横を通っていくが、座っている状態の自分と大して変わらない
大きさの立っているやぐっつぁん。ちっちゃーっ。


MC 中で、期待していたコメントが。
「今はバラエティのお仕事とかを一杯やらせてもらっているけれども、
自分の中で一番大事にしたいのは、やっぱり歌。」
このコメントを生で聞けただけで、遥々東京までやってきた甲斐がある。


ラストキッス」は昨日のモーニング娘。福岡コンサートでも、
てってけてー・れいな・えりの3人バージョンを聴いているが、
やはりやぐっつぁんの声での「ラストキッス」が一番説得力を感じる。


「春の歌」は本人も言うようにフェイク部がとても印象的。
この曲もハモり付で聴きたい曲ではある。


一つ気付いた事。
やぐっつぁんは歌うときに右手の人差し指と中指で自分の腿辺りを
軽く叩きながら歌っている。
つんく♂さんが昔「彼女(モーニング娘。)達には常に16ビートを意識しながら
歌うように言い聞かせている。」と言っていたのを今も忘れずに実行している。
やぐっつぁん、初心は忘れていないっぽい。


最後の曲は圭ちゃんと2人での「何にも言わずに I LOVE YOU」。
この曲、CDではやぐっつぁんのフェイクも軽く入っているので、
そこら辺りもやって欲しかったかな、と。

  • 記念写真撮影&握手

ステージは終わり、記念ポラロイド撮影会&握手会へ。
例によってサル顔ポーズをリクエストして撮影。出来栄えは…、イマイチか。


やぐっつぁんとの握手時に、噂の件を訊ねてみる。


やぐっつぁん、ドラマに出るって本当っすか?」


やや間が空いた後の返事は、


「…楽しみにしててください。」


本当っぽい、との感触を得る。


圭ちゃんには「SEXY でした。」と。もっと捻るべきだったか。


以上、充分満足できる内容のディナーショー。
久し振りに「歌をじっくり聴いた」という感じ。