松浦亜弥「ダブル レインボウ」購入


本日CDショップにて、まっつー松浦亜弥)の
ニューアルバム「ダブル レインボウ」を購入。


ダブル レインボウ

ダブル レインボウ


以下感想。


最初一度流し聴きした時の感想は「似たような曲が
多いなぁ」と。けれど、2度聴いた後の感想は若干
変わってきて。


全体的な印象は、1年くらい前に発売したアルバム
「Naked Songs」の世界観と似ているかな、という
感じ。
「Naked Songs」はカバー曲が主体だったけれど、
今回はオリジナル曲で同じような雰囲気を出して
みたような。16ビートでミディアムテンポの曲が
主体の構成。


気に入った曲は、「ダブル レインボウ」、
「引っ越せない気持」「女 Day by Day」の3曲。


「ダブル レインボウ」はアルバムタイトルにも
なっている曲。普段は曲調で好き嫌いを決める事が
多いのだけれど、この歌は歌詞が心に引っ掛かった
わけで。ショートストーリーのような歌詞内容が
聴く側の想像力を膨らませてくれる感じ。


「引っ越せない気持」は曲調が気に入っている
作品。曲の雰囲気が北欧辺りを連想させる感じで。
小泉今日子さんの「木枯らしに抱かれて」に似て
いるかなぁ、とも。


「女 Day by Day」はこのアルバムに2曲しかない
アップテンポの曲。もう一曲の「HAPPY TO GO」
よりも、こちらの方が個人的には好き。


もう一つ、気に入ったという程ではないけれど
「今夜はレットイットビー」では、まっつー
1フレーズ1フレーズをとても丁寧に歌っていたのが
印象的。


アルバムの歌声を聴く限りでは、喉や顎の調子は
悪くなさそう。1曲だけ別時期に録音したであろう
砂を噛むように…NAMIDA」の歌声と聞き比べると
「砂を噛むように…」の歌声はとても疲れている
ように聞こえたし。


他は前述したように、16ビートでミディアム
テンポの曲が並んでいて、少しくどいかも。
聞き込んだら、違う味わいが出てくるのかも
しれないけれど。


で、まっつーはこのアルバムを引っさげて秋の
コンサートツアーを行う訳で。
メリハリを上手につけないと客が置いてけぼりに
なってしまう危険性もありそう…。