藤本美貴出演舞台「HAKANA」


明治座で上演されているみきてぃ(藤本美貴)の出演舞台
「HAKANA」夜の部を鑑賞。急に決めたので当日券で入場。



昨日が舞台初日ということで、スポーツ各紙等のサイトに
紹介記事が掲載されており。


ミキティが全裸?「パイオツいじくって」 - 芸能ニュース : nikkansports.com
ミキティが“キ××マ!?”「HAKANA」できわどく美しく(サンケイスポーツ)
http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2008/04/19/02.html


これらを予備知識とした上での鑑賞。
席はS席11列16番、花道に近めの席。


以下感想。


新聞記事等の見出しでは挑発的な文句が強調されて
いたけれど、作品自体は美しくて悲しくてせつない、
文字通り「儚い」内容のファンタジーストーリー
といった感じ。


みきてぃが演じる儚(はかな)は、幼い仕草から
花魁の艶っぽい振舞いまで多彩な演技を要求される
難しい役どころ。それを懸命に演じていたみきてぃ、
頑張っているなぁ、と。


作品全編を通して義太夫の生の語りと三味線が使用
されており、それが物語をピリッと引き締めているのが
印象的。
途中でHGがRGにロメロスペシャルを掛けたりする
お遊びのシーンがあっても、脱線をしすぎる事は無く。


もう一つ印象的なのは、ホリヒロシさんが操る人形が
演じる賽子姫。物語のファンタジーな部分を、この人形
が引き出してくれていたような感じ。


普段芝居はあまり見に行ったりしないので、楽しめるか
我ながら半信半疑だったのだけれど、ストーリーが
分かりやすく、十分に楽しめる作品だったな、と。


以下余談:


みきてぃは宣材写真では前髪を上げ、おでこを出して
いたのだけれど、この舞台中はずっと前髪を下ろした
まま。


明治座ロビーの売店には、みきてぃ直筆と思しき
コメント入りのTシャツが展示。


花魁姿で花道から登場するみきてぃ、ゆっくりと客席を
見回すシーンが有り。なんとなく客の顔ぶれをチェック
しているようにも見えたり。


なぜ儚の「パイオツ」が大きい設定をそのままにしたのか
未だに謎。みきてぃが演じているのに…。