「矢口・やまけんのラジオ・グランドライン」7/4

7/4から配信が開始されたやぐっつぁん（矢口真里）出演の
インターネットラジオ「矢口・やまけんのラジオ・グランド
ライン」。本日聴いたので感想を。
正直言って今ひとつ。

理由は大きく分けて二点。

一つ目は、やぐっつぁんとやまけんさんの意識合わせ不足。

「ONE PIECE」を読んだことのない人達にも分かりやすいような
番組進行を目指しているやぐっつぁんに対し、リスナーが既に
「ONE PIECE」のファンである事を大前提にして濃いトークを
展開しようとするやまけんさん。

第一回の放送は、この二人の思惑が見事にすれ違ったまま
一度も噛みあう事無く終わってしまった感じ。
番組コンセプトとしてどちらの路線が好ましいのかを
キチッと打ち合わせする必要がありそう。

打ち合わせした上でこの出来なのだとしたら、ちと厳しいかも。

二点目は単純に、番組パーソナリティとしてのやまけんさんの
スキル不足。

「ONE PIECE」に関する知識に長けている事は良いのだけれど、
その知識を言葉に展開して伝えようとするとまるで駄目。
トークの進行も自己中心的で、相手の話を聞いて意図を理解
しようとしていない。
やぐっつぁんもこの進行っぷりにかなり戸惑っていた感じ。

他にも、第一回なのにパーソナリティ自己紹介がおざなりに
されてしまったり、内輪ネタのジョークに拘ったりと、細かな
問題点を挙げればキリが無いくらい色んな面で配慮に欠ける
番組だったかと。

もっとやぐっつぁんにメインで喋らせて、やまけんさんは
やぐっつぁんが気づかなかった「ONE PIECE」知識をフォロー
するような役回りの方がスムーズに進行できるのではないか
と思ったり。少なくとも、二人の役割分担をはっきりさせる
必要がありそう。
二人が同等の立場でトークするのには、無理があるのでは。

まぁ、とりあえずはしばらく試行錯誤してほしいかな、と。